2009/09/21

何時のときも遊び心を忘れない気持ちが大切。

"ジョークでさらば20世紀"という本を読んだ。
ジョークで1950年代から1990年代をざっと見る、ざっと振り返る感じの本、だと思います。
結構笑いました。 ブラックなものも多い、というかそれがほとんどですが。

以下いくつか抜粋引用などなど。
ついでに簡単な解説もつけたり。ブラックなものが結構あるので見たくない人は見ないでくださいね。
ボリス・エリツィンとビクトル・チェルノムイルジンが小型飛行機に乗って地方の町を視察に行った。
下を見ながらエリツィンが、
「もし私がここからウォッカを落としてやったら、下にいる男どもは喜ぶだろうな」
「もし私がここからパンストを落としてやったら、女たちは喜ぶでしょうな」
2人の会話を聞いていたパイロットが振り返って、
「もし私が2人をここから落としたら、1億5千万人の国民が大喜びしますよ」
これのアメリカ版もある。ビル・クリントン、ヒラリー、アル・ゴアがワシントン上空をヘリで飛んでいてクリントンが100ドル札を落とせば誰かが、ヒラリーは10ドル札10枚を落とせば10人の人が、ゴアは1ドル札100枚を落とせば100人が、それぞれ幸せになると言ったところでパイロットが「あんたら3人を落とせば2億5千万の人々が幸せになる」と言うというジョーク。
お次はソヴィエト。
チェカの初代長官ジェルジンスキーは子供が好きだったという。
これについてある人が彼の奥さんに尋ねたところ次のような答えが返ってきた。
「昔は確かにそのとおりでした。道で子供に会っても、あの人は射殺したりしませんでしたもの」
チェカは別名チェーカーとも。ロシア革命直後レーニンによって設立された秘密警察組織の通称。GPU(ゲーペーウー)、KGB(カーゲーベー)の元となった。そのチェカの初代長官はポーランド人のフェリックス・エドムンドヴィチ・ジェルジンスキー。彼はやることがあまりにも残酷だったため、通称"血まみれのフェリックス"とも呼ばれた。かつてはKGB本部の前に彼の巨大な銅像が立っていた。それに関してもう一つジョーク。
「ジェルジンスキーの銅像は、昼間はKGB本部を背にして立っている。しかし、夜になると、反対側のKGB本部に向きなおってるそうだ。なぜか?」
「KGBをつくったジェルジンスキーさえ夜になるといつ後ろから撃たれるか不安なのだ」
次もソヴィエトのジョーク。
クレムリンの晩餐会。がさつ者のフルシチョフがステーキを手でちぎって食べていた。スターリンがそれをたしなめた。
「ニキータ、ナイフを使え」
フルシチョフがナイフをつかんでおもむろに立ち上がった。
「誰を殺るんです?同志」

次はアメリカ。ニクソンはネガティブな性格で、かつ誇大妄想狂として知られていた。暗い性格の人間が他の人に対抗するには相手より自分が上だと思い込まなければならない。それがつのって彼は自分を神だと思い始める。それに関してのジョーク。
Q:神様とリチャード・ニクソンの違いは?
A:神は自分がニクソンだと思ったことはない。

次はビル・クリントンについて。彼は前はアーカンソー州の知事だった。彼はとても女癖が悪かった。
「アーカンソー州における"処女"の定義は?」
「知事より速く走れて、逃げ切れる女性である」
ホワイトハウススタッフが大勢やめた理由も女癖の悪さのようだ。
「今年はなぜホワイト・ハウスでクリスマス劇が行われないのか?」
「なぜなら3人の賢者と処女がいないからである」

ああ、あとここで紹介したジョークはアメリカとロシア(と、ソヴィエト)のものだけですけど他の国のも結構ありましたよ。

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